熱サイフォンとは

熱サイフォンのもとになったヒートパイプは、もともとアメリカのNASA(アメリカ航空宇宙局)でロケットに搭載するコンピューターの温度制御に使用するため開発されました。

 

そのヒートパイプを熊本のベンチャー企業日本熱サイフォン株式会社が応用開発したものが、「二相密閉型二重管熱サイフォン」です。

熱サイフォンは管の内壁にに毛細管構造をもたせた金属製のパイプで、真空になっており、作動液が封入されております。

 熱サイフォンの一端を加熱させると、液体が蒸発・気化し、気化熱としてパイプがあたためられます。

そして温かい気化熱は上部へ移動し、上部の冷たい箇所で冷やされ液体に戻るを繰り返すことによって効率よく熱を移動させる事ができます。

このヒートパイプの原理を応用し、熱サイフォンはアルミ製の外管の中に細い内管を収め、二重管とし、外管の内側には作動液を充填しました。

​それにより、ヒートパイプよりも効率よく放熱を行え、結果、さまざまな製品の「省エネ」「コストダウン」が実現しました。

日本熱サイフォン株式会社概要

日本熱サイフォン株式会社の代表取締役 武原社長は、「50歳になったら微力でも社会貢献に力を注ぎたい」と考えていた。

その矢先(1993年頃)、九州東海大学の小佐井教授と出会い、教授が基礎研究を行っているヒートパイプの話を聞いた。

ヒートパイプは当時、NASAで宇宙船や人工衛星に使われたり、原油パイプラインにつかわれていた程度で、一般には普及していなかったが、環境改善・省エネルギー等の分野の可能性を直感し、地元の運輸関係の会社を脱サラし、小佐井教授とこの研究シーズの事業化に向けて共同開発を始めた。

その結果「二相密閉型二十菅熱サイフォン」の製品化に成功。

2002年 「熱サイフォン及びその製造方法」に関するPCT​(特許協力条約)特許を、小佐井教授と共同出願。

また、同システムを導入した住宅用床暖房やビニールハウス用室内暖房の開発も実を結び、創業・事業家への素地が出来上がった。

こうして、2001年有限会社日本熱サイフォン株式会社を創業

翌2002年11月  株式会社へ改組

2003年 熊本県のインキュベーション施設である、熊本テクノ・リサーチパーク(熊本県益城町)内のオフィスに、熊本県誘致企業をして入居し事業を本格化させた。

その後、熱サイフォンを熱源とし、珊瑚による大量マイナスイオンを発生させる珊瑚床岩盤浴の開発に成功。

熊本県も効果を認め「(財)くまもとテクノ財団」と販売委託契約を締結。

2007年5月 「熊本県の特別推奨商品」として財団のホームページに紹介される。

また、今までは大手企業しか認められなかったような、熊本市や国が公募している、新技術や温暖化対策等の公的助成金でも初めて中小企業として認められ、認定された実績もある。

 

国内外特許取得済み​各種認定と助成

■熊本県特別推奨商品

  熱サイフォンを利用した岩盤浴システムは、熊本市から開発資金を助成。

  「熊本県財団法人 くまもとテクノ産業財団」のホームページへも記載され、販売推奨を実施するという契約を締結。

■地球温暖化対策市場化直結技術開発補助事業

  環境省により、認定。

  国内で初めて認定された中小企業として各種メディアに取り上げられた。

■中小企業経営革新計画支援法認定

  経営革新企業として、国に認められた。

■国土交通省認定書
サンゴ壁-国土交通省-認定書.jpg

株式会社 健美堂

〒861-4611 熊本県上益城郡甲佐町船津4-6 Tel : 096-288-6694 Fax : 096-288-6594